風邪の診療について

風邪は、正式にはかぜ症候群という、気道(鼻やのど)の急性炎症の総称で、上気道炎とも言います。また、下気道の炎症は気管支炎で、さらに奥にある肺の炎症が肺炎となりますが、一般的には単純な気管支炎までを風邪と呼んでいます。

耳鼻咽喉科で風邪の診療を受けるメリットは、のどや鼻が実際どのような状態なのかを専門家として正確に見極めた上で治療できる点にあります。
また、風邪に似た耳鼻咽喉科領域の病気を発見することもできます。

特に急性中耳炎は、風邪をきっかけに細菌やウイルスが、中耳に入り込むケースが多いため「風邪は治ってきたのに耳が痛くなってきた」といった場合などに、正確で素早い診断と治療が可能です。