首の病気について
首は体の中で一番重い頭を支えており、大事な神経や血管が通り、咽頭、食道、喉頭、気管、頸椎などの器官の集まっている重要な部位ですので、首に痛みやしこりなどを感じたら耳鼻咽喉科を受診するようにしてください。
耳鼻咽喉科でよく見られる首の症状としては、リンパ節・唾液腺・甲状腺などの炎症やしこり、嚢胞があります。特に首のしこりは時として悪性疾患(悪性リンパ腫や転移がんなど)が原因ということも考えられますので、お早めに耳鼻咽喉科の受診してください。
主な首の病気の症状
- 首が腫れている
- 首を触ると痛い
- 首や首の周りにしこりがある
- 顎の下が腫れている など
当院では、院長が診療部長を務めておりました埼玉病院との連携による詳しい画像検査(CT、MRI、超音波検査など)が可能ですので、上記のような症状がおありの際は、ぜひ一度ご相談にお越しください。
顔面神経麻痺について
顔面神経麻痺は原因不明のことが多いですが、時に水痘帯状疱疹ウイルスによって引き起こされることがあります。
顔面神経麻痺になると、ある日突然片側の顔動かしづらくなり、コップで水を飲んだら片側の口から漏れる、目が閉じられないなどの症状で気づかれることが多く見られます。
治療はステロイド治療や抗ウイルス薬の投与を行います。また、治療が一段落した後のリハビリテーションの指導も行っております。